\n 支援側から事業側へ移る人が、書き換える3つの言葉|職務経歴書の主語を変える | BizDev Career
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支援側から事業側へ移る人が、書き換える3つの言葉

BizDev Career 編集部(事業開発・経営企画経験のコンサルタント監修)公開:2026.08.18更新:2026.08.18📖 約9分
コンサルや支援会社から事業会社へ移るとき、経歴書でつまずくのは主語です。「ご支援しました」と書かれた経歴は、読み手には「決めたのは別の人」と読まれます。書き換えるのは主語・範囲・結果の3つだけで、案件を盛る必要はありません。この記事では、その3つの直し方と、書けないときの確かめ方を書きます。当社が掲載している事業開発の募集200件を読むかぎり、選考で見られているのは経験の量ではなく、決めた跡が残っているかどうかです(2026年8月時点)。

「ご支援しました」が読まれ方を決めてしまう

支援側の言葉は、当事者性を消す方向に働きます。

支援の仕事では、決めるのは顧客です。だから「ご支援しました」「ご提案しました」は、事実として正確です。ところが事業会社の選考では、この言い方が「自分では決めていない人」という読まれ方になります。

読み手が探しているのは、判断の跡です。何を選び、何を捨て、その結果どうなったか。ここが書かれていない経歴書は、案件の数が多くても評価が伸びません。

書き換える3つの言葉

1. 主語:「ご支援しました」→「決めました」

すべてを「決めました」に置き換える、という意味ではありません。自分が決めた部分だけを、決めたと書くということです。調査の方向、比較する案の絞り込み、優先順位。支援の立場でも、決めていることは必ずあります。

書き換えの例

「新規事業の立ち上げをご支援しました」→「進出先の候補を3つに絞り、市場規模ではなく再現性で1つを選びました。撤退の条件も同時に定義しました」

2. 範囲:「プロジェクト全体」→「自分が持っていた範囲」

チームの成果を自分の成果として書くと、面接の深掘りで崩れます。逆に、範囲を正直に狭く書いた経歴は強いです。狭くても、自分が持った範囲なら、そこは深く話せます。

範囲を書くときは、金額・人数・期間のどれかを添えてください。「予算3,000万円の範囲で、外部パートナー2社の選定を担当」のように書くと、任せられる大きさが伝わります。

3. 結果:「提案しました」→「その後どうなったか」

支援側の経歴で最も抜けやすいのがここです。提案が採用されたのか、実行されたのか、数字が動いたのか。提案の質ではなく、提案の後で起きたことが読まれています。

採用されなかった案件も書けます。なぜ通らなかったのか、そこから何を変えたのかを書くと、判断の基準が見えます。

書けないときは、無理に埋めない

実行まで関わっていない案件しかない場合、実行したように書くのは避けてください。労働条件と同じで、経歴の創作は選考でほぼ必ず崩れます。

その場合は、提案の前に何を調べ、どの案を捨てたかを書いてください。決めた跡は、実行の有無とは別に残せます。

直す順番

  1. 直近1社の、いちばん長く関わった案件から直す。1件を3点で書き換えると、残りは同じ型で直せます
  2. 冒頭のサマリを最後に書く。中身が直ってから書かないと、サマリだけが立派になります
  3. 面接で聞かれる想定で読み返す。「これはあなたが決めたのですか」と聞かれて答えられない一文は、書き方が曖昧です

たたき台は職務経歴書メーカーで作れます。仕上げは面談で一緒にやる方が多いです。面接での問われ方は事業開発の面接で落ちる、5つの型に整理しています。

まとめ

この記事の要点

よくある質問

コンサルの経験は、事業会社の選考でどう見られますか?
構造化して整理する力は評価されます。ただし提案までで終わっている経歴は、実行の当事者として読まれません。自分が決めた場面と、決めた後に起きたことを書けるかどうかが分かれ目です。
「ご支援しました」は、経歴書に書いてはいけないのですか?
書いても問題はありません。ただし、その一文だけでは何をした人か伝わりません。誰が決めたのか、自分は何を決めたのかを、同じ段落の中に足してください。
実行まで関わっていない案件しかない場合は、どう書けばよいですか?
無理に実行したように書かないでください。労働条件と同じで、経歴の創作は選考でほぼ必ず崩れます。代わりに、提案の前に何を調べ、どの案を捨てたかを書くと、判断の跡が残ります。
事業会社へ移ると、年収は下がりますか?
募集によります。当社が掲載する200件では、事業開発の年収レンジの上限は中央値で1,200万円です(2026年8月時点)。コンサル側の年収が高い場合、入社時点では横ばいか下がることもあり、その差をどこで取り返すかを面談で確認しています。
職務経歴書は、どこから直せばよいですか?
直近1社の、いちばん長く関わった案件から直してください。1件を主語・範囲・結果の3点で書き換えると、残りは同じ型で直せます。書類メーカーでたたき台を作り、面談で一緒に仕上げる方が多いです。

※ 記事内の件数と年収は、当社が掲載しているピックアップ求人を2026年8月18日時点で集計したものです。個別の労働条件は、面談で求人票をもとにお伝えします。

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