\n PMIの基本——M&A後の最初の90日で何をすべきか、プロセス別に解説 | BizDev Career
ノウハウスキル・フレームワーク

PMIの基本——M&A後の最初の90日で何をすべきか、プロセス別に解説

BizDev Career 編集部(事業開発・経営企画経験のコンサルタント監修)公開:2026.06.15更新:2026.06.24📖 約12分
M&Aの成否は、買った瞬間ではなく「買った後の最初の90日」で決まります。PMI(買収後の統合)とは、契約上の「一緒になった」を、現場の「一緒に働ける」に変える作業です。この記事では、最初の90日で何をすべきかを解説します。

最初に着手するのは「数字」より「人と不安」

PMIで最初に火がつくのはシナジー計算ではなく、買われた側の不安です。

「自分たちは否定されたのか」「やり方を全部変えられるのか」。最初の90日は、信頼の獲得が最優先のKPIになります。私たちが現場の方から伺うのも、序盤でつまずくのは数字ではなく人の問題だという話です。

POINT

PMIが失敗する典型は、効率化を急いで現場の信頼を失うことです。統合効果は、キーパーソンが辞めた瞬間に最大の毀損を受けます。

90日のプロセス

30日で現場を知り、60日で小さな成果を出し、90日で統合の優先順位を決めます。

「全部変える」も「何も変えない」も失敗する

残すべき強みと、変えるべき非効率を見極めるのがPMIの核心です。

一気に自社のやり方を押し付けても、遠慮して何もしなくても、シナジーは出ません。アライアンスの進め方は「アライアンス交渉」、指標設計は「KPI設計」もどうぞ。

NOTE

「変えてはいけない、その会社の勝ち筋」を最初に特定します。それを壊さない範囲で統合を設計するのが、価値を守る順番です。

よくある落とし穴

統合のスピードを優先しすぎると、人が離れて価値が溶けます。

職種の全体像は「事業開発とは」にまとめています。

よくある質問(FAQ)

PMIとは何ですか?
M&A後の統合プロセスです。契約上一緒になった会社を、現場で一緒に働ける状態にする作業を指します。
PMIで最初にやるべきことは何ですか?
数字より人です。キーパーソンの不安を聞き、引き留め、信頼を得ることが最初の90日の最優先になります。
統合はどこまで進めるべきですか?
全部変えるのも何も変えないのも失敗します。残すべき強みと変えるべき非効率を見極めて設計します。
PMIが失敗する一番の原因は何ですか?
効率化を急いで現場の信頼を失うことです。キーパーソンが辞めると、統合効果は大きく毀損します。

M&A・PMI領域のキャリアについて、無料で相談しませんか。

無料キャリア相談(45分)→